| 医学を志す
皆様、はじめまして、岩崎 学です。学と書いて「がく」と読みます。名は体を表すといいますが、幸か不幸かまだ北京で学生をやっています。
これは日本の医学部を落ちて、日本で医者になりそこね、落ちこぼれた男が中国で世界最高峰の中医学の博士課程まで進んでいく現在進行形のサクセス?ストーリーです。
同時に中国4000年の究極リフレともいわれる「足部反射療法」!!その素晴らしさを日本の皆様にお伝えする使命をもつ男の決意表明でもあります。
私が医学の道へ進もうとしたきっかけを覚えていません。本来、「患者を救いたい」とか「金儲けをしたい」とか「医者は地位が高い」など理由があるのですが...
小学校の卒業文集には「医者になりたい」と書いていました。中学では勉強をしないわりには優秀で、高校も県下一の進学校に入学しました。医師への情熱は途切れることなく、それどころか医者になることが当たり前で、天職だと思っていました。
受験失敗
小学校から高校まで剣道三昧。インターハイを目指すほど熱中したため、勉強は全くせず...そのくせ変な自信があったためか?医学部一本に絞っていました。結果は2浪までして国立の医学部受験を見事に失敗!人生一つ目の挫折です。
医学部以外ではかなりいい大学にも合格しましたが、結局近所の国立大学に通うことを選択。もちろん医学部でありません。そんなモチベーションでは大学の勉強が面白いわけがありません。周りの学生とも馴染ます、プライドばかりが強かったので案の定...大学にも通わなくなり、生きがいを感じ始めてしまったアルバイトがそのまま定職に。
あれだけなりたかった医学の道はどこへやら!!それでも仕事は一所懸命、売り上げは常にトップクラスを維持!でも上司どころか経営者にも楯突くので、あまり良い従業員じゃなかったと思います。今、考えるとただの生意気なガキでした。
パチプロ生活
周りの従業員の影響で、パチスロにどっぷりはまりました。これが結構な収入になり、給料がそのままそっくりのこるほどでした。逆にそれはそれで充実感を感じていました。毎月ご飯が食べられ、それなりに遊べる生活です。向上心のかけらもありません。
正真正銘「田舎の高卒あんちゃん道」まっしぐら人生!!そんな時に人生の転機が訪れたのです。
社員旅行で上海へ
96年、会社の慰安旅行がありました。一生日本から出ることがないと思っていた田舎者ですから、パスポートを手にしただけでもびっくりです。
なんと行き先は「上海」!!ここで正直に暴露します。実は当時、上海、香港、台湾の違いを知らなかったんです。何しろ上海でパチンコを死ぬほどやるつもりだったのですから...
初めての飛行機、初めての海外
初めての海外どころか初めての飛行機です。その緊張と興奮もあり、さすが肉体労働者の集まり!バスの中で宴会が始まり、成田に機上と宴会が続き、上海に着いたときは唯の酔っ払いに成り下がっていました。
上海虹橋空港での記憶は全くありません。ホテルにチェックインしたところ、カウンターと同じフロアーにあるディスコの入り口で見かけた女性...とにかく美人!!肉体労働者のおのぼりさん一行は一瞬にして色めきました!!
でも上海は既に国際都市、おのぼりさん一行が相手にされるはずがありません。で、上司に誘われ、ホテル内の日本料理屋で宴会の続き、部屋に戻って免税店で買ったボトルを開けドンチャン騒ぎ、ただの大迷惑なお客です。
すでに中国人??
市内観光で見た名所はほとんど覚えてません。それから毎日連れて行かれるお土産屋、どこに行っても同じようなものばかりで。でも一つだけ買いました。シルクのシャツ、おそろしく派手なやつです。後にも先にも上海で一度着ただけ、でも大変なことになったんです。
日程に日帰りの蘇州がありました。で、帰りの列車です。例のシャツを着て乗り込もうとしたら、列車の乗務員に捕まったんです。ちょっとした騒ぎになり、後でガイドさんに聞いてみると...「現地の人と間違われたんです」との回答が...今では日本でも日本人に見られない私ですが、当時既にその要素があったのでしょう。
運命の出会い
運命の出会いです。日程に漢方薬の実演販売があったんです。これだけは克明に覚えています。場所は上海中医薬大学附属曙光医院、おのぼりさん全員で漢方の講義を聞いて、実際に診察をしてもらいました。
衝撃的!!な出来事でした。
だって舌を診て、脈を取って、で体の悪いところを全部当てるんですよ。
「これが漢方医学か!」と感銘を受け、「これこそが自分の進むべき道だ!!」との思い込みもこの時です。とにかく「東洋医学」と「漢方薬」と言う言葉の響きに魅了されました。
「これしかない!」という確信の下、ガイドさんを通して留学の方法を必死に尋ね、パンフレットを頂きました。田舎の落ちこぼれ&天狗であった自分が、この時をきっかけに必死になって留学の方法を見つけたのです。 |